協議会設立趣意   お知らせ
 

我が国の人口は既に高齢者の人口が約2 割を超えるなど、高齢化が極めて急速に進んでおり、今後、戦後生まれの世代いわゆる「団塊の世代」が高齢者の仲間入りをするなど、本格的な超高齢社会を迎えようとしています。また、生活習慣病対策による疾患の早期発見・対応による発症予防・重症化阻止、さらに、発病しても急性期、回復期から安定期へと向かい施設サービス、在宅サービスのどちらを利用する場合であっても限られた社会資源を有効に活用した支援が重要となります。北見市においても同様の状況であり、とりわけ高齢者人口が全国平均を上回る現状においては急務の課題です。今後、この課題を克服しなければ全ての高齢者等が健康で、生きがいを持って、家庭や地域で生活できる支え合いある社会、北見市を築いていくことはできません。
一方で保健、医療、福祉を取り巻く環境を見ますと、救急医療や慢性疾患患者の増大、受け入れ施設の不足、在宅生活支援に伴う関係機関の連携不足などこれまでも関係者から叫ばれ続けた課題は未解決です。出来るだけ早急にこの課題解決に取り組み、従来縦割りであった保健、医療、福祉の横の繋がりを強め、北見市民が安心して暮らせる共生社会の再構築が必要不可欠となっております。このためには、様々な医療や介護の情報を厳格な管理下に、医療介護に関わる多職種による相互有効活用ができるシステムが必要で有り、社会資源の有効活用と健康増進に対する市民の意識改革を図る取り組みも必要となります。
このような中、連携の手段として、ICT(情報通信技術)の進歩は著しく、また、関係機関の電子媒体の整備も進んでいることから、北見市独自のネットワークを構築するための環境が整ってきております。他方、この構築のためには、個人情報保護や社会保障の総番号制など地域として越えなければならない課題も多数存在することも事実であり、これら課題を解消しシステムを構築す
るためには、地元関係機関から成る推進組織を立ち上げる必要があります。皆様の幅広いご支援とご協力をいただきたく、誠に恐縮ではございますが、何卒この趣旨にご賛同いただき、特段のご高配を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 

北見医療福祉情報連携協議会 会長 今野 敦